投稿

9月, 2015の投稿を表示しています

9月24日 お母さんがいなくても頑張った!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 アカウンタビリティ週間の国立教室では,お母さんが話している間,お子さんは1人で運動を行っています。 いつも運動を頑張ってくれているKちゃん,今日もいつも通り頑張って運動に取り組んでいました。 1つ目の運動が終わった後,Kちゃんは次に何をするかわからず,困ってしまいました。 いつもは,次にどうすればいいかヒントをくれるお母さんがいますが,今日は1人。 どうしよう…と考えていると,スケジュールがあることに気づきました。 スケジュールを見て,ボールが終わった後の活動を確認することで,Kちゃんは先生に「ボールが終わりました。次をやりましょう」と,自分から声をかけることができました。 困った時,頼りになるのはスケジュール。 時計を見て,次の活動までの時間をチェック。 困った時こそ,頼れるのはスケジュール。 自分で「これを見れば安心!」と思えるように,本人が使えるツールを携帯していきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月23日 「自ら」スケジュールを見て動こう

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 普段は,療育の後に運動をしているYちゃんですが,今日はいつもと違って運動だけのスケジュールでした。 ルーチンと違う活動の時に,人の指示ではなくスケジュールを頼りに戻れるかどうか。 療育で頑張ってきた,般化の場面です。 お母さんがいなくても,自らスケジュールを頼りに動く。 頑張るためのご褒美も,自分で決める! 本人が立ち止まっている時,ついつい「次は〜だよ」と声をかけてしまいがちですが,「次は?」と声をかけてもらったり,少し待ってもらうことで自らスケジュールに戻ることができていました。 困った時,人ではなく自分で判断して動けるように,スケジュールを丁寧に取り組んでいきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC>

9月19日 敬老の日の手紙を送ろう

イメージ
こんにちは、TASUC国立教室茂手木雪絵です。 今日の土曜日プログラムでは、いつもの運動を行ったあと、敬老の日の手紙作りを行いました。 午前中は、未就学のお子さんがお母さんと一緒に手紙書き。 お母さんに見本を書いてもらい、ガイドをしてもらいながらメッセージと自分の名前を書きました。 ガイドで先生やお母さんと一緒に手紙を書く。 次の時間のお子さんたちは、1cm幅の罫線からはみ出ないように、綺麗な文字で手紙と名前を書くことがねらいです。 おじいちゃん、おばあちゃんに感謝の気持ちを伝えるため、文章を考えました。 メッセージを書いたあとは、手紙に絵を描いたり、色を塗ったりしてオリジナルの手紙にカスタマイズ! 書いた手紙は,その日のうちにポストに投函。 「おじいちゃん、おばあちゃんは喜んでくれるかな?」とみんなワクワクした表情でした! 午後は、お母さんやお父さんと一緒に文章を考えて、見本の文章を模写することと名前書きに取り組みました。 色ぬりの時には、紅葉の色を秋らしい色で揃えたり、自分の大好きなカエルをテーマにして色をぬったりイラストを描いていたお子さんも。 メッセージをお父さんと相談。 心を込めて色ぬり。はみ出ないように、丁寧に。 ポストに投函!無事に届きますように。 誰かに喜んでもらいたい!という気持ちはなによりのモチベーション。 貢献欲を満たしながら、活動に取り組んでいきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月18日 自己肯定感を高めよう!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今日のMちゃんの療育では,タオル干しを通して「事前に頑張るポイントを確認」することに取り組みました。 具体的には,「タオルを広げる時には,肘を伸ばす」「床に膝がつかないようにしゃがむために,足の裏を全部つける」「最後の確認では,タオルが重なっていないかチェックする」といった項目をポイントにしました。 課題のポイントをいくつか提案して,本人と事前に確認。 クリアするための項目を明確にする。クリアしたらランクアップ! 「先生やお母さんは,ここをチェックしてるよ」と明確に伝えて,とにかくそこを褒める! 最後の振り返りで,「肘を伸ばして頑張ってたね」「はじめにタオルを持ってきてくれて,とても助かったよ」とMちゃんに伝えると「やった!」と嬉しそうな表情を見せてくれました。 勉強をする時に,ついつい「これはこうして」「ここはもっとこうするといい」と 本人がやっている時に声をかけてしまいがちですが,先生にとっては「アドバイス」でも,やり始めてから指摘されたお子さんにとっては「否定された」と感じてしまうことも。 本人が自信を持って活動に取り組み,自己肯定感を高められるように,褒めるタイミングや方法を一緒に確認していきましょう! <ずっと一緒だよ TASUC国立>

第三回 教材マスターの集いのお知らせ

イメージ
こんにちは,TASUC国立の池田好です。 《第三回 教材マスターの集い 国立会場》のお知らせです。 今回のテーマは, 「たすくメソッドと療育プログラム 生活を支える 三種の神器〈スケジュール〉」です。 スケジュールは,自ら作成して活用することが「自立」につながる大切なツールの一つです。一方で,予告することで心的な構えをもたらしたり,活動の変更に際して納得したりするための「発達障がい」のあるお子さんが困らないようにするための必須のツールということができます。 後半は実際の療育の様子をVTRで具体的にお伝えします。 「TASUCの療育について知りたい」という方も大歓迎です。 たくさんのご参加をお待ちしております! 日時:  平成 27 年 10 月 3 日(土)13:30~15:30 (開場13:15)                                                     講師:齊藤宇開(たすくグループ代表)    池田好(TASUC国立)          場所:さくらホール(商協ビル2階) (国立市東 1-4-6)JR国立駅徒歩3分  受講料:一般 12,000円 学生 3,000円        保護者の方には 割引制度 がございます お申し込み 電話・FAX:042-505-9940                       MAIL: kunitachi@tasuc.com 〈ずっと一緒だよ TASUC〉

9月17日 自分の楽しみはなんだろう?

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 いつも勉強や運動を頑張っているKちゃんですが,「頑張ってくれているんだけど, 楽しみなことが少ないんじゃないか」と,お母さんはちょっと心配。 頑張った後の楽しみなことはなにか,お母さんと一緒に整理をしました。 Kちゃんに楽しみなことを確認し,シートでランク付けと分類をしながら整理する。 お母さんから「いつも楽しみにしてるおやつ,あったよね?」 「明日は,すごく楽しみにしていたことがあるんじゃなかったっけ?」などと ヒントをもらうことで,本人が気づかずに楽しみにしていたことに気付くことができました。 お母さんも,「一緒に整理することで,発見が多かった」と納得。 ジャンルで整理することで,そこから派生して本人の楽しみを広げていくこともできますね。 楽しみなことや,楽しい活動をたくさん増やして, 「頑張った後にはいいことがある!」とお子さんが感じられるようにしていきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC>

9月15日 心構えをしておくと、安心!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 毎回仲良しの妹さんと一緒に教室に来てくれているTくん。 一緒にお勉強に来ていた妹が何をしているのか,いつ自分のところに来るのか気になります。 一人で集中して勉強をしたいのですが,どうすれば妹に気持ちが伝わるだろう? 自分だけではなく,妹のスケジュールも並列で提示し,事前に妹が来るかもしれない タイミングを一緒に確認。 そして,勉強中に妹が来た時にはなんて言えばいいか,幾つか言葉のレパートリーを 付箋に書いて確認をしました。 並列スケジュール。一緒に書き込みながら整理する。 適切な言い方を考えよう。 何度か妹がお兄ちゃんの勉強が気になって隣に来た時に,事前に確認した言葉の付箋を 見ることで,落ち着いて気持ちを伝えることができました。 不安になりやすい状況を想定して,場面にあった言葉を事前に考えながら, 安心して活動に集中できる環境を作っていきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月11日 「待つ」技術

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 TASUCでは,自宅でお母さんと一対一で療育を行ってもらっています。 週に一度の教室での療育は客観的にお子さんを見る良い機会です。 今日の読書の課題の途中で,ふとペラペラと浮く本のページが気になったMくん。 ついここで本をめくってもらうために,少しページを浮かせたり,「めくって」と 急かしてしまいがちです。 でも,今日のお母さんとの目標は「主体性」を引き出すこと。 そのために,促しを抑えてぐっと「待つ」。 声がけを「次は?」というワードに絞り,本人が自ら次に進めるよう, 「3分は待つ!」と信じて待つ時間を決めました。 お母さんも,先生も,本人の力を信じて待つ。 しばらくして,自らページをめくり,本を読み進めることができました! 読み終わった後は,周りにいた人全員で拍手喝采。お見事! 先生の音を聞いて,合わせて指差しをする。「見て,聞く」が重要。 具体的に何分までは待とう,声がけは1つだけにしよう,など,暗黙知になっている 支援技術を客観的に見ることで,改めて家庭療育に生かしていけますね。 お母さんが何気なくしている支援技術も,共有することでさらに療育が深まります。 「自分でできたぞ!」と達成感を感じた時の満足げな笑顔が,たくさん見られるように お子さんに合わせた支援技術を,一緒に確認していきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月10日 楽しみを確認しよう!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今日の療育では,時間の幅を意識するために壁スケジュールを使いました。 様々なおもちゃから好きなおもちゃを選べる「選ぶチケット」をゲットするために, 壁スケジュール上で約束をしました。 選ぶチケットをもらう時間,チケットのゲットするための課題のポイントを事前に確認してから,勉強をスタート! それにより,選ぶチケットを楽しみに課題のポイントを守って取り組むことができました。 壁スケジュールで,時間の幅を意識する。楽しみな活動はいつ? チケットをためることをモチベーションに,勉強を頑張る。 知識豊富で,いろんな情報をインターネットから調べることが得意なお子さん。 学校からの帰り道,調べたいものを考えながらそれを楽しみに帰ってきます。 楽しみなインターネットと宿題の時間を確認して,放課後の時間を有意義に過ごしましょう! ずっと一緒だよ TASUC>

9月9日 褒められると嬉しい!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 午後のウェルネスでの一場面。 アセスメントで共有した身体づくりのねらい「体幹の保持」を達成するために, 望ましい目標を想定して運動を行うためのツールを使いながら, 運動を行いました。 その目標に沿ってお母さんにも評価をしてもらいます。 綱引きでは「身体をまっすぐにする」ことが目標のお子さん。 脇を締めることを共有するだけでなく, 具体的にどの身体の部位をどう動かせばいいのかをシミュレーションすることがポイントでしたね。 「脇をしめるって,どういうこと?肘を…?」 と聞くと,療育で確認したイメージを想起し, 「肘をつける!」といいながら脇を締めて綱を引くことができました! 先生との勝負にも見事勝利!! 身体の動きを言語化し,具体的に伝えることで,イメージしやすくなりますね。 写真入りのポイント表。姿勢を保持して力強く綱を引くためにはどうすればいいかな? 少し頑張れば達成できる目標を設定することで,「できた!」「頑張った!」という 達成感を感じながら,運動にチャレンジしていきましょう! <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月8日 わかりやすく伝えるために

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 三種の神器でもある「コミュニケーション」についての一場面です。 課題の時間を変更してほしいときに 「(時間が)過ぎた!」と先生の顔を見て言ったKくん。 先生が「何?どういうこと?」と聞くと, 勉強が始まる前に「どんな伝え方だとわかりやすいかな?」とポイントを3つ確認したシートと伝え方のリマインダーを見て,言い直すことができました。 「次の勉強を25分にしたいです。なぜなら,時間が過ぎてしまったからです。」 わかりやすい!! 目標設定シートと,吹き出し型の論理的に伝えるためのリマインダー ツールを活用しながら, 自ら「論理的に話すことで,自分の気持ちが伝わった!」 という経験をこれからも増やしていきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月5日 社会性プログラムとティータイム

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 午前中は社会性プログラムを実施しました。 ロールプレイを使ったワークを通して,どんな話し方だと自分も相手も 気持ち良くなれるか考え,実際のゲームの場面で活用できるかチェックします。 自分のことも相手のことも考える「さわやかさん」になるためには? 子どもたちがイメージしやすい場面を通して,言い方を考える 話し方の特徴を捉える。いばっていた?相手のことを考えられていた? 最後に,お母さんからのフィードバック。どんな「さわやか」ワードを言えたかな? 午後は,ウェルネス&ティータイム。 前回に引き続き,コミュニケーションは属性を入れた要求をすることが狙いです。 回数を重ねてきたことで,属性の幅が広がってきました。 記録をつけながら,お子さんのコミュニケーションを客観的に記録を取っていきます。 属性を入れた要求。初めて食べるものは,まず短いもので味見をしてみるお子さんも。 パターンで好子を選びやすいお子さんも,徐々にチョイスができるように。 どんな時でも,正対して伝える。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月4日 自分で学習環境を整えよう

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 学習する上で,自分に適した集中できる環境を作ることはとても大切です。 ですが,どんな状況で,どんなツールを使えばいいのか。 一人で考えることは難しいですね。 今日の療育では,周囲の音が気になり集中することが難しいお子さんに, どのような対策をとれば集中できるか,実際にツールを選択して,試しながら 療育を行いました。 たくさんのツールから,自分に適したものを選ぶ 実際に使って,効果を実感。自分の集中できる環境はこれかな? <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月3日 自分の思いを「自ら」伝えたい!

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今日の療育は,コミュニケーションがトピックに上がりました。 言いたいことはたくさんあるけれど,正しく構文して相手に伝えることが課題。 リマインダーを用いて,きっかけを作ることで三語文以上の構文をして 表出をすることができました。 持ち歩き用のリマインダー。いつでもどこでも使える! 「自ら」表出ができるよう,どのようなツールが合っているか お子さんに合わせて考えていきたいですね。 <ずっと一緒だよ TASUC国立>

9月1日 ご褒美までの時間はどれくらい?

イメージ
こんばんは,TASUC国立教室の茂手木雪絵です。 今日から9月になりましたね。 夏休みも終わり,新しい学期も始まりますので,お子さんが不安にならないように スケジュールの確認が重要です。 お子さんがどのくらいスケジュールを見通せるか,楽しみな活動までの区切りは どれくらいなのか。 楽しみにしている活動までの時間が長すぎると,頑張りきれずに くじけてしまうこともありますね。 お子さんが一番頑張れる時間を見極めて,楽しみを期待して最後まで頑張れるよう, お家でもスケジュールを組んでいきましょう。 楽しみにしているお人形遊びを目指して,勉強に取り組む 楽しみな活動も「◯◯あるよ」と声をかけるのではなく,自らスケジュールを見て 楽しみを確認し,主体的に動いていけるよう,声がけやスケジュールの見せ方を 考えていきましょう。 <ずっと一緒だよ TASUC>

ボタンをクリックするとたすくのWebサイトにジャンプします
たすく国立教室では、個別相談会や勉強会などを開催中です!
詳細はたすく国立教室の紹介ページをご覧ください。

【アクセス】
住所:〒186-0002  東京都国立市東1-4-9 ザ・ダイマス5F