第10回保護者学習会を開催しました!

こんにちは
TASUC国立教室の藤沼由美子です。
本日は国立教室にて、第10回保護者学習会を開催しました。
テーマは、「感覚調整の理解と対応〜行動問題を防ぐための重要な視点」。

はじめに松永先生より本日の内容に関する講義がありました。

まずは、学習の基本構造の中の特性の理解と活用について。
感覚処理の理解と対応には、ここが最も重要であるという視点が語られました。
続いて行動問題が続いていることの原因の部分について、感覚的な刺激の獲得が要因の一つになっていることをおさらいしました。

さらに、感覚処理問題の自己報告の重要性も学びました。
本人が自分から言えない困難さを抱えていることを前提にして、いかに本人がうまく自分から周りに感覚処理の辛さを伝えられるか、また、周りが気付いて環境調整をしてあげられるかが鍵になります。

また、感覚の閾値とは、どのくらいの量でその感覚に気づけるかということであることや、感覚処理の4つのタイプ(低登録、探求、過敏、回避)について、具体的な例を交えて学び、さらに、感覚調整への対応の仕方やセンソリーダイエット(適切な刺激量を摂取する)の内容も確認しました。

最後のグループワークでは、「感覚処理が要因の困った行動について解決策を出そう!」をテーマに事例を上げて、困っていることを改善するためのアイディアを出し合いました。
なにより、事例提供をしてくださったご家族への解決策を織り込んだお手紙は、愛のこもった素晴らしいものになりました!
「みんなで話すと新たな視点が生まれる」ことも共有できましたね。
一人で悩まずに、学習会で知識武装した上で、それぞれの具体的な方策をこれからも皆さんでご一緒に。
ひとつひとつ、模索していきましょう!

〈TASUC国立教室藤沼由美子〉

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