第三回保護者学習会 〜コミュニケーション表出性〜

こんにちは、TASUC国立教室の池田好です。
本日は第三回保護者学習会を開催しました。
テーマは、「三種の神器 コミュニケーション表出性〜表出の力を伸ばす工夫とは?〜」でした。

第一部は、藤沼先生から。
今まで息子のヨッシーが使ってきたコミュニケーションツールを紹介してもらいました。
現在ヨッシーは高校2年生。
新たな目標「論理的に気持ちを伝える」に向けて、
コミュニケーション指導に取り組んでいるお話でした。

第二部は、松永先生から。
「なぜコミュニケーション指導に取り組むのか?」というテーマで講義がありました。
「コミュニケーション」とひとことで言っても、
脳の中では複雑な情報伝達の回路があります。
相手の言葉が聴覚に入り、
言語理解をし、
理解した情報を頭の中で何回もリハーサルし、
どのように応答するべきかを考えて言葉の組み立てをし、
ようやく言語表現として出てくる。
お子さんがどこでつまづいているか?を明確にすることが必要です。


さて、コミュニケーションの仕組みの話があったところで…
第三部はグループワークです。
具体的にお子さんのコミュニケーションのねらいとそれに応じた指導方法を考えていきます!
いつも使っているコミュニケーションツールを持ち込んでいただき、
今使っているコミュニケーションツールで
「うまくいっていること」と「難しいこと」の2つを整理し、
各グループで「難しいこと」を解決していくワークをおこないました。


似たようなねらいをもつお母さん同士、
環境設定、周囲へのねらいの伝え方、ツールの工夫、声かけの仕方まで、
様々な具体的なアイディアがでてきました。

最後は、事例を出してくださったお母さんへ、支援方法のアドバイスのお手紙を差し上げました。
手紙の最後は「一緒に頑張ろう」のメッセージ。
日々大変なこともあるけれど、
同じ方向に向かって一緒に頑張る仲間がいることの心強さを改めて感じた学習会でした。
限られた時間の中で理論武装し、
具体的な療育アイディアを知恵を振り絞って出す会がTASUCの保護者学習会。
オリジナルのお子さんに合ったツールを、これからもご一緒に生み出していきたいと思います。

次回は、「コミュニケーション 応答性」がテーマです。

〈ずっと一緒だよ TASUC〉






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