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日常で見える成果〜順番をまつ!〜

こんばんは。TASUC国立の松永優佳子です。 今日は、メンバーさんからお聞きしたうれしいエピソードをご紹介します。 初めて会った時は、 『待つこと』『止まること』が課題だったTくん。 その時から、もうすぐ2年が経ちます。 先日、お母さんとデパートに行った際、 やりたいゲーム機がありました。 同年代の子に人気のそのゲームには、すでに列が・・・。 Tくんは、列の最後尾に並びました。 以前ならぐにゃぐにゃと姿勢が崩れたり、『疲れた〜!』といって 諦めていただろうその場面。 なんと、姿勢を崩さず、 まっすぐ立って待つことができていたそうです。 時折、上体だけを動かして、列の先を確認しながら・・・! (あとどれくらいかな・・・?の予測を、自ら立てようとしたのです) 待ちに待った、自分の番。 きちんと順番を守って、やっとできるゲーム。 1回やったあと、 後ろを振り返りました。 自分の後ろに並んでいる子に、 「もう一回、やっていい?」と、 自ら聞くことができました。 姿勢保持の力が伸びたからこそ, 順番を待ったり(指示理解), 周りの様子を確認して活動の予測を立てたり(セルフマネジメント), 相手に正対して伝えたいことを伝えたり(表出性のコミュニケーション) といった, J☆sKepの力を発揮できたのだと感じた,エピソードでした。 まさに 学習の基礎(J☆sKepアプローチ) + 脳と身体 = 社会性 ですね!

こんな時、どうする?〜腹痛編〜

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こんばんは。TASUC国立の松永優佳子です。 痛みや疲れ、暑さなどの内部感覚を自覚し, “だから◯◯する”と、自分の行動を選ぶこと。 目に見えない感覚は意識しずらく,行動レパートリーも少なくなりがちです。 国立教室に通うAくんは, お母さんに腹痛時のフェイススケールを作ってもらいました。 痛みの度合いを色と表情で視覚化しています。 そして、これを裏返すと・・・ “どうしたらいいか”の行動例が確認できるようになっています。 困った時,最後に頼れるのは己自身。 自分の状態を自覚し,自ら行動を選択できるように, 本人が使えるツールを探していきたいですね!

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